世界的ダンサーYUMEKI、初のフォトエッセイで明かす挫折と苦悩 人気オーディション番組の舞台裏

「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」での妥協なき指導が話題に

2023年に放送され、社会現象を巻き起こしたアイドルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」(通称・日プ女子)。そこから誕生したME:I(ミーアイ)は、2024年に日本レコード大賞新人賞を受賞するなど、目覚ましい活躍を見せています。番組内でダンストレーナーを務めたダンサー・振付師のYUMEKIさん(25歳、本名・竹中夢生)の、練習生への厳しくも愛のある指導は、SNSを中心に大きな話題となりました。

15歳で渡米、19歳で韓国デビュー 順風満帆に見えたキャリアの裏側

YUMEKIさんは、小学校6年生でダンスに出会い、15歳で短期ダンス留学のため渡米。18歳で中国にてダンス講師、19歳で韓国にて振付師としてデビューを果たしました。その後、日韓で約100曲の振付を手掛けるなど、輝かしいキャリアを築いてきました。しかし、6月12日に発売された初のフォトエッセイ『ONE DANCE 世界で夢を叶える生き方』(新潮社)では、これまで語られることのなかった挫折や苦悩が赤裸々に綴られています。

人生最大の挫折 韓国のサバイバルダンス番組「STREET MAN FIGHTER」

YUMEKIさんが「人生最大の挫折」と語るのが、2022年に韓国で放送されたサバイバルダンス番組「STREET MAN FIGHTER」(以下、スメンパ)への出演です。コロナ禍に韓国で大ヒットした女性ダンサー版の「STREET WOMAN FIGHTER」に刺激を受け、男性版が制作されると聞き、出演を決意したと言います。

超大御所振付師とのチーム結成、しかし…

YUMEKIさんは、韓国振付界の重鎮であるミホーク氏と、BTSやSEVENTEEN、TWICEなど、数々の有名アーティストの振付を手掛けるヨンジュン氏に誘われ、「1MILLION」というチームで「スメンパ」に出演することになりました。長年振付師として活躍してきた大御所たちも、プレイヤーとしてステージで輝きたいという強い思いを持っており、YUMEKIさんもその熱意に共感したと言います。チームメンバー選定も厳格に行われ、キャリア、キャラクター、スキルなど、あらゆる面で高い基準が求められました。番組制作陣の厳しい審査を乗り越え、万全の体制で撮影に臨んだYUMEKIさんでしたが、そこには想像を絶する過酷な現実が待ち受けていました。その詳細は、フォトエッセイ『ONE DANCE 世界で夢を叶える生き方』で明かされています。

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