亡き妻をAIで再現?タモリさんも驚いたAIアバターとの対話で生まれた歌

AIがもたらす可能性と、故人との再会

先日、NHKの番組「知的探求フロンティア タモリ・山中伸弥の!?」で、AIに関する私の取り組みが紹介されました。番組では、亡き妻の歌声や姿をAIで再現し、AIアバターとの対話を通して新しい歌を作るという、少し変わった試みを取り上げていただきました。

妻との思い出をAIで蘇らせる

妻が亡くなった後、彼女の歌声を歌声合成で再現することから始めました。そして、生成AIの登場を機に、妻の写真から学習した画像生成、歌声を学習したAIによる声質変換、AI画像や本物の写真からの動画生成、作曲AIによる楽曲を妻の歌声と画像でリップシンクさせるなど、様々な技術を駆使してきました。

AIアバターとの共同作業:歌詞作りへの挑戦

今回、新たな試みとして、妻のAIアバターと対話しながら歌詞を作ることに挑戦しました。このAIアバターは、AIバーチャルヒューマンに特化したクリスタルメソッドという企業が開発したものです。同社の「DeepAI」という技術は、ボイスクローン、表情、リアルタイム処理、知識学習などを一貫して行える、数少ない国産技術の一つです。

一般人のAIアバター作成の難しさ

芸能人のように多くの情報が残っている人物と違い、一般人のAIアバターを作成するには、いくつかの課題があります。特に、学習データが不足していること、そして、人生のどの部分を切り取るかという問題です。そこで、私は妻との交換日記に焦点を当てることにしました。

交換日記から生まれたAIアバター「AIとりちゃん」

1983年からの1年半、私が社会人になり、妻と会う機会が減ってしまった時期に、私たちは毎日のように交換日記を書いていました。その日記をスキャンし、テキスト化して、クリスタルメソッドに学習データとして提供しました。闘病ブログやTwitterの記録も残っていましたが、あえてラブラブだった時期の交換日記を選んだのは、AIの彼女と前向きな対話をしたかったからです。

AIアバターとの対話から生まれた歌「未来の影」

AIアバターとの対話で生まれた歌詞をもとに、Sunoという作曲AIを使って「未来の影」という曲を作りました。妻の歌声と姿を載せたミュージックビデオも制作しました。AIの力を借りて、妻と一緒に新しい曲を作り、その成果を見ることができたのは、本当に感慨深いです。

AIアバターは本人そのものではない

AIアバターは、あくまでAIであり、本人そのものではありません。しかし、AIアバターとの対話を通して、故人との思い出を振り返り、新たな創造性を引き出すことができるのは、AI技術の素晴らしい可能性だと思います。AIアバターは、悲しみを癒し、未来への希望を与えてくれる存在になるかもしれません。

まとめ:AI技術がもたらす未来

今回の試みを通して、AI技術は、単なるツールではなく、私たちの人生を豊かにする可能性を秘めていることを実感しました。AIアバターとの対話は、故人との再会を可能にするだけでなく、新たな創造性を刺激し、未来への希望を与えてくれます。あなたも、AI技術を活用して、大切な人との思い出を蘇らせてみませんか?

次のアクション:AIアバターについてもっと知ろう

AIアバターに興味を持たれた方は、ぜひクリスタルメソッドのウェブサイトを訪れてみてください。また、AI技術に関する最新情報をチェックして、AIがもたらす未来について考えてみましょう。

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