Gemini CLI登場!開発から運用までAIがアシストする未来が来た!

「Gemini CLI」って何に使えるの?

Googleがリリースした「Gemini CLI」は、コマンドラインからAI「Gemini」を操れる夢のようなツールです。開発者ならおなじみのCLIですが、これまでのWebブラウザ版やアプリ版とは一味違い、あなたのPC上で事前処理や再帰処理を行い、外部ツールやデータソースにアクセスできるんです!まるでAIアシスタントがあなたのPCに住み着いたかのよう。

例えば、プログラミング中に「このコード、どう書けばいいんだっけ?」と疑問に思ったとき、すぐにターミナルからGeminiに質問できます。Web検索する手間も、ブラウザを開く手間も省けるんです。さらに、MCP(Model Context Protocol)という技術のおかげで、GeminiはあなたのPCにあるファイルやデータも理解できるので、より的確なアドバイスが期待できます。

とりあえず遊んでみたい!インストール方法

「Gemini CLI」を試すのは簡単です。「Node.js 18」以上がインストールされていれば、以下のコマンドをターミナルで実行するだけ!

npm install -g @google/gemini-cli

初回起動時には、テーマの選択とGoogleアカウントでの認証が必要です。指示に従って進めれば、すぐにGeminiとの対話を楽しめます。

対話モードでは、「>」に対して質問を投げかけるだけ。日本語でも英語でもOKです。ヘルプが必要なときは「/help」、終了するときは「/quit」または「/exit」と入力します。ファイル指定は「@ファイル名」、シェルコマンド実行は「!コマンド」と入力します。さらに、「/memory」「/mcp」「/chat」「/compress」といったコマンドで、会話の履歴やコンテキストを管理することも可能です。

「全力肯定彼氏くん」をCLIで再現?!

Gemini CLIの応用例として、筆者は自身の開発した「全力肯定彼氏くん」をCLIで再現してみました。これは、どんな悩みも全力で肯定してくれるAIチャットボットです。

例えば、「好きになった人が既読スルー」と相談すると、Gemini CLIは…「そっか、既読スルーされちゃったんだね……。それは、すごく寂しいし、不安になるよね。うん、わかるよ、その気持ち。でもね、それは君が悪いわけじゃないからね!絶対に!」と、全力で肯定してくれます!

このように、Gemini CLIを使えば、ちょっとしたチャットボットを簡単に作成できます。Raspberry PiやDockerコンテナなど、「Node.js」が動く環境ならどこでも使えるのが魅力です。

動画編集もできる!FFmpegとの連携

Gemini CLIは、動画編集にも活用できます。動画処理ツール「FFmpeg」と連携すれば、動画のフォーマット変換や編集、連番PNGの生成などが可能です。

例えば、「FFmpegを使って、MP4ファイルを連番PNGに変換して」と指示すると、Gemini CLIはFFmpegのコマンドを生成し、実行してくれます。さらに、生成されたコードをシェルスクリプトとして保存することも可能です。一度コードを生成してしまえば、次回からはAIに問い合わせる必要はありません。

より玄人なコマンドラインモード

Gemini CLIは、コマンドラインモードでも威力を発揮します。「–prompt」オプションを使えば、LLMに直接問い合わせができます。外部URLの情報を取得して、その内容を要約したり、ファイル数を数えたりすることも可能です。

gemini -p "日本語で要約して https://github.com/aicuai/Book-StartGuideSDXL/blob/main/README.md"

さらに、「–all-files」オプションを使えば、カレントディレクトリ以下のすべてのファイルを再帰的に読み込み、コンテキストとしてプロンプトに含めることができます。これにより、リポジトリの中身を分析して解説してもらう、といった高度な処理も可能になります。

運用技術者にも嬉しい使い道

Gemini CLIは、AWSのログ分析にも活用できます。例えば、障害ログをダンプするスクリプトを実行し、その結果をGemini CLIに解析させると、問題の概要や原因、解決策などを分かりやすく解説してくれます。

これは、ログを人力で読んでいたら大変な時間がかかる作業です。Gemini CLIを使えば、迅速に問題解決に取り組むことができます。

日本語もいけます…が注意すべきこと!

Gemini CLIは日本語での問い合わせにも対応していますが、注意点もあります。日本語は主語が省略されることが多いため、Gemini CLIが意図を誤解する可能性があります。例えば、「ゴミ箱に移動」と指示した場合、「対象ファイルをゴミ箱に移動させたいのか」、「自分がゴミ箱ディレクトリに行きたいのか」迷ってしまうことがあります。

また、Gemini CLIは、外部ネットワークへのアクセスや危険なファイルの実行前に許可を求めてきますが、最終的な責任はユーザーにあります。特に、クラウド操作CLI(aws、cdk、gcloud、ghなど)は、一度許可すると、ありとあらゆる操作が可能になるため、「Yes, allow once」で1コマンドずつ確認しながら利用することをおすすめします。

「Gemini」の性格をとらえよう

Geminiは、真面目な性格で、開発には向いていますが、運用で使う場合は注意が必要です。障害対策として使う場合は、「できるだけ短い時間で障害を解消する」という意識を持つことが重要です。Geminiは、原因を調査してから根本を解決しようとするため、場合によっては何の解決も生まないことがあります。状況によっては、動いていればそれでいいシステムもあることを理解しておきましょう。

まとめ:運用にも使えるAIツールがやってきた

Gemini CLIは、開発だけでなく運用にも使える画期的なAIツールです。CLIなので、多様な環境で利用できます。サーバーログの分析やクラウドへの自動デプロイなど、開発者にとって実用価値が高いツールと言えるでしょう。

今後は、Gemini CLIを使いこなすために、より「自分が作りたいもの!」をしっかりとイメージすることが重要になります。出来上がったコードの検証や品質管理、運用では「どこで作業を打ち切るか」「何をゴールとするか」を明確にすることが、人的付加価値の大部分を占める時代がやってきます!

さあ、あなたもGemini CLIを使いこなして、AIと共に未来を切り開きましょう!