恐怖政治の始まり?トランプ大統領の新たなターゲット
ベストセラー『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』の著者、スコット・ギャロウェイ氏が、トランプ大統領の新たな戦略について警鐘を鳴らしています。これまでインフレや中国、AIと戦ってきたトランプ大統領が、今度は「作り物の脅威」と戦うというのです。そのターゲットは、なんと移民、ジャーナリスト、そして大学教授。一体何が起きているのでしょうか?
「内なる敵」とは誰なのか?
トランプ大統領は、アメリカにとって最大の脅威は、ロシアの侵略でも経済格差でもなく、Uberドライバーや人類学の教授だと主張しています。これは、農業、サービス業、建設業界に大きな影響を与えるでしょう。特に移民労働に頼る業界では、深刻な労働力不足に陥る可能性があります。例えば、私の友人が経営するレストランでは、人手不足が深刻で、営業時間を短縮せざるを得ない状況です。このような状況がさらに悪化すれば、経済全体に悪影響を及ぼすことは間違いありません。
750億ドルの金槌:大量拘留と強制送還のマニュアル
7月4日に成立した「素晴らしく美しい法案」とトランプ大統領が呼ぶ法律は、国境警備法案ではなく、大量拘留と強制送還のマニュアルです。ICE(移民・関税執行局)にイタリアやイスラエルの軍事費に匹敵する予算を与え、フロリダの湿地帯に「ワニのアルカトラズ」と呼ばれる収容施設まで建設するというのです。これは、単なる法執行ではなく、有権者を威嚇し、反対の声を押し潰すための権威主義的な行為と言えるでしょう。
見せしめのための摘発:まるでクーデター直前の光景
ラテン系住民の多いロサンゼルスの公園で、重装備の連邦捜査官が一斉摘発を敢行したというニュースは衝撃的でした。市長が「まるでクーデター直前の街の光景だ」と語ったように、これは見せしめ以外の何物でもありません。トランプ大統領の戦争は、犯罪行為ではなく出自そのものを罰し、特定の国や民族の移民だけを狙い撃ちにしています。これは、過去の歴史を振り返れば、非常に危険な兆候と言えるでしょう。
ナチスの突撃隊、KKK、そしてICE:共通点は?
ギャロウェイ氏は、ナチスの突撃隊、KKK、そしてICEの共通点として、正体を隠すためにマスクや覆面を着用していることを指摘しています。これは、彼らが自分たちの行為に正当性がないことを自覚していることの表れではないでしょうか。恐怖を植え付け、反対の声を押し潰すための権威主義的な行為は、民主主義の根幹を揺るがすものです。
今、私たちにできること
トランプ大統領の「作り物の脅威」との戦いは、私たち一人ひとりの自由と権利を脅かすものです。今、私たちにできることは、声を上げること、事実を知ること、そして行動することです。移民、ジャーナリスト、大学教授といった、社会を支える人々を守るために、私たち一人ひとりができることを考え、実行していく必要があります。例えば、デモに参加する、署名活動に参加する、政治家に意見を送るなど、様々な方法があります。沈黙は容認を意味します。今こそ、行動を起こしましょう。


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